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富士登山 2005年7月28日〜29日

行程 7/28    吉田口五合目 (10時40分出発) ・・・・・・・・八合目(白雲荘)(15時15分到着
                (2305m)                         (3200m)

   河口湖から、バスで約40分。
 
標高2305mの吉田口五合目に到着。
   一時間近く、高度に慣らすために、休憩、準備


2005年7月28日、午前10時の気温、19℃
この標高から見る富士山の姿。富士山の形が平に見えます。


        10時40分、レストハウス前を出発。.
ここから安全指導センターまでの30分のなだらかな上り坂は高度順応には最適です。
その後は本格的な登山道。
案内板 職員の方が、登山者一人ひとりに声をかけていました。
途中で何度か休憩をし、ここ七合目「花小屋」前のベンチで食事休憩。
標高2700m,およそ400m登りました。12時20分。

河口湖はこの位置です。
「花小屋」前で一息を吐く。各山小屋では登山杖に
200円で焼印を押してくれます。
標高が上がると、値段ももっと
上がります。

いよいよ険しさを増します。
2750m辺りから、高山病なのか、後頭部の痛みが、
長い時間続きました。
七合目、救護所付近、1時頃。
2800mの「鎌岩荘」より、
上の「富士一館」
その上の「鳥居荘」を見上げる。
2870mの鳥居荘、1時25分。
入道雲を下に見て・・・ 青い空、冷気が心地よい。
3000mを越え、険しい溶岩の登山道を酸素を思い切り肺に送り込んで一歩一歩、さらに一歩・・・。
今夜宿泊予定の「白雲荘」も見えてきました。左上に亀岩も大きく見えてきました。透き通る空の青さです。

小学2年の女児がお母さんと登っています。
「頂上までですか?」
「今年は八合目までです。来年、頂上を目指します」

側で子供はニコニコしていました。
3100m,風が強くなり
雲が駆け上がってきます。
2時20分。
3150m、八合目「蓬莱館」より
下の「太子館」を見る。
2時46分。


山中湖が見えます。
3時15分。白雲荘到着。3200m.。
左側はブルドーザーのための道路

料金   素泊まり\5250,   一泊一食\6300,   一泊二食 \7350

白雲荘より上を見る。元祖室、本八合目のトモエ館、富士山ホテルが見える。
靴、登山杖、ザックを持って自分の寝場所に案内される。荷物を整理して横になったらすぐ寝てしまいました。
7月の平日なので、ゆったりしています。最盛期の8月は自分の頭と他人の足が交互に、刺身状態になると聞いています。
4時45分に「ご飯ですよ」の声で目を覚ます。一時間近く寝ることができました。
プラスチックの容器に入ったカレーと紙コップに少し色の付いたお茶。
頭痛はまだ残っているが美味しい夕食でした。明日へのエネルギーです。
食べ終わっても、外はまだ明るく、登山者は次々と登ってきます。更に上を目指す人
ここで宿泊する人。風が出てきました。日中湧いた雲は気温が下がるにつれ、消えていきました。
雲がなく、星のきれいな夜。下に山中湖。はるか向こうに東京の明かり。


  
7/29  八合目(白雲荘)(0時45分出発)・・・・吉田口山頂(3時5分到着・・・剣が峰(4時到着

11時40分起床。2時間くらいの睡眠。
外の気温、8℃。
3200mの「白雲荘」から頂上を目指す。
星が青白く輝いている。

0時45分出発。


すぐ上の、「元祖室」(標高3250m.。ヘッドライトを照らしながら、登って、最初の休憩。
後頭部の痛みは相変わらず、欠伸の回数も多い。この後は、道の険しさ、人の多さ、などでカメラを出すこともできず、山頂まで

写真は撮りませんでした富士山ホテルを通過したのが1時15分。本八合目(標高3350m)の八合目トモエ館1時20分。
次の八合五勺、御来光館(3450m)が山頂までの最後の休憩ポイントです。ここからが胸突き八丁の急坂
 
九合目の鳥居を2時15分に通過し、3時5分に吉田口頂上(3720m)に到着。白雲荘から2時間20分要しました
 山頂には4軒の山小屋が並び、賑わいをみせています火口の反対側に旧富士山測候所が見えます。
頂上では富士山の山麓を駆け上がってくる気流が火口を越え吹き降ろす西風が強烈で、立っていられない程でした。
恐らく風速20m/s以上あったと思われます。気温も3℃。体感温度では恐らく氷点下。
今回の目標であった、「剣が峰に朝日」の撮影のため久須志、大日岳、伊豆岳、成就岳を通るお鉢めぐりの
時計回りコースを30分歩き、剣が峰の下に到達。日の出までは40分近くあり、岩陰で待機。
4時49分、朝日が成就岳から昇る。
5時5分、剣が峰全体に日が射しました。
この色を見たくて登ってきました。
3776mにある旧富士山測候所は今は無人です。
長い間日本列島を台風から守ってくれました。
5時9分、西側の雲海上に影富士が浮かびました。


なかなか簡単には登らせてくれない富士山ですが、さあ、下りとなると今度はそう簡単には帰らせてくれません。
私にとっては、気持ちが高ぶっている登山よりも下山の方が数倍辛い。
幾重にも連なる九十九折の下山道をひたすら足元の火山礫だけを見ながら下る。周りの景色は単調で退屈である。
疲れと集中力の欠如から、足を滑らせ転んでいる人が沢山いる。落石や転倒でケガをする人があとを絶たないと聞きます。
私は登山杖を頼りにゆっくり下山し、無事五合目にたどり着く事ができました。
6時10分山頂出発、  9時20分五合目着。

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